スペインのビザなし滞在(90日ルール)と長期滞在の違い

日本人はシェンゲン協定により、スペインを含むヨーロッパ26カ国に最長90日間ビザなしで滞在できる。しかし「90日を超えたい」「移住したい」という場合は、別途ビザが必要になる。この違いを正確に理解しておくことが重要だ。

シェンゲン90日ルールとは?

シェンゲン協定加盟国では、日本国籍保持者は180日間のうち最大90日間ビザなしで滞在できる。重要なのは「90日」ではなく「180日中90日」という計算方法だ。一度出国しても、180日のカウントはリセットされない。

90日を超えて滞在するには

90日以上スペインに滞在するには、以下のいずれかのビザ・許可が必要だ。

  • デジタルノマドビザ(DNV):リモートワーカー・フリーランス向け
  • 就労ビザ:スペイン企業に雇用される場合
  • 学生ビザ:留学目的
  • 非活動ビザ(Non-lucrative Visa):スペインで就労せず生活費を自己負担できる場合
  • ゴールデンビザ:50万ユーロ以上の不動産投資など

「ビザラン」は違法になるリスクがある

90日ごとに出国・再入国を繰り返す「ビザラン」は、シェンゲン圏の計算ルール上有効ではない。入国審査官に意図を疑われた場合、入国拒否されるリスクもある。長期滞在を考えているなら、正規のビザを取得することが唯一の安全策だ。

まとめ

観光・短期滞在であれば90日ルールの範囲内で問題ない。しかし移住・長期滞在を考えるならビザ取得が必須だ。デジタルノマドビザはその中でもフリーランスやリモートワーカーにとって最も現実的な選択肢といえる。


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