スペインでautónomoとして活動するフリーランスが、海外(特に日本)のクライアントに請求書を発行する際は、通常の国内向けとは異なる点がいくつかある。ここでは実際の請求フローと注意点を整理しておく。
海外クライアントへのfactura:IVA(消費税)は不要
スペイン国外のクライアントへのサービス提供は、原則としてIVA(スペインの消費税)の対象外となる。つまり、日本の企業や個人クライアントへの請求書にはIVAを載せる必要はない。ただし「輸出サービス」として正しく記帳することが必要だ。
請求書(factura)に必要な記載項目
- 請求書番号(連番で管理)
- 発行日
- 自分の名前・住所・NIE番号
- クライアントの名前・住所
- サービス内容の説明
- 金額(IVA対象外の場合はその旨を記載)
- 支払い期日・振込先情報
Modelo 303への影響
海外向けfacturaはIVAがかからないため、Modelo 303(IVA四半期申告)では「輸出」欄に計上する。IVA収入はゼロになるが、申告自体は必要だ。記帳ツールやTaxfixなどの申告サービスを利用していれば、自動的に処理されることが多い。
Wiseを使った海外送金の受け取り
日本のクライアントからの支払いを受け取る場合、Wiseの「ローカル口座」機能を使うと、日本円で受け取ったうえでユーロに両替できる。銀行の国際送金より手数料が安く、処理スピードも速いためおすすめだ。
まとめ
海外クライアントへの請求はIVA不要だが、記帳と申告は正しく行う必要がある。Taxfixのような申告サポートサービスを使えば、こうした処理もスムーズになる。フリーランスとして海外案件を継続するなら、早めに会計フローを整えておくことが大切だ。
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