こんにちは。海外在住歴13年、2024年からバルセロナに住んでいるコバケンです。
このたび、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」のスペインの住宅危機の特集で、取材を受けました。
noteに書いていたバルセロナの家探しの記事を番組の方が読んでくださり、Zoomでインタビューを受けています。
放送の様子は、ANNnewsの公式YouTubeで見られます(7:15〜登場、10月末まで公開)。
▶ 放送はこちら(ANNnews公式YouTube)
この記事では、取材でお話しした内容と、これからバルセロナで家を探す人に伝えたいことをまとめます。
取材でお話ししたこと
1回目の家探しは5日、2回目は約1年
2024年7月にバルセロナへ移住したときは、ホテルを1週間だけ取って家探しをし、5日で家が決まりました。ただ、これは前職の営業経験で交渉に慣れていたことと、外国人に貸した経験のある大家さんに出会えたという運の良さが大きかったと思っています。
一方、2025年12月の引っ越しでは、新しい家が決まるまでに約1年かかりました。
100件問い合わせて、内見できたのは1件
2回目の家探しでは、100件ほど問い合わせを送っても、返信が来るのは2〜3件。実際に内見までつながるのは1件程度でした。
ようやく内見に行けても、同じ物件に2〜3日で20〜30組が見に来ていて、その中から選ばれなければなりません。
家賃より「家が見つからない」ことが大変
現在の家賃は月1,550ユーロ(公共料金は別)です。家賃が高いのはもちろんですが、住んでいて強く感じるのは「そもそも借りられる家が見つからない」ことの大変さです。
なぜバルセロナで家が見つからないのか
バルセロナでは2024年3月から家賃の上限規制が導入され、契約上の家賃は抑えられています。一方で、賃貸に出される物件の数は大きく減っていて、「家賃は上がりにくいが、借りられる家が少ない」という状況になっています。
住みたい人が増え続ける中で、物件の数が追いついていない。これが、いまのバルセロナの家探しが厳しい一番の理由だと感じています。
これから家を探す人が準備すべきこと
1. 書類を先に全部そろえておく
内見の連絡が来てから書類を集めるのでは遅すぎます。パスポート、NIE/TIE、収入証明、銀行の入出金明細などを、問い合わせる前に1つのフォルダにまとめておきましょう。
2. スペイン語で自己紹介(レジュメ)を作る
問い合わせはスペイン語で送る方が、明らかに返信率が上がります。自己紹介、仕事、収入の安定性を簡潔にまとめた1枚を用意しておくと、大家さんに「この人なら安心」と思ってもらいやすくなります。前の家の大家さんからの推薦状があれば、さらに強い武器になります。
3. 新着物件には即レス
条件の良い物件は、掲載から数時間〜48時間で埋まります。物件サイトの通知をオンにして、新着が出たらすぐに問い合わせる習慣をつけましょう。
4. 最初は短期滞在先を確保しておく
「着いてから数日で決めればいい」は危険です。最低でも1か月程度の仮住まいを確保したうえで、現地で動きながら本命の物件を探すのが安全です。
契約時の注意点は、こちらの記事でも詳しくまとめています。
▶ スペインで賃貸を借りるときの注意点【契約書・保証金・退去のトラブル回避】
▶ バルセロナのおすすめ居住エリア5選【移住者が選ぶ街の特徴と家賃相場】
家探しの全手順をまとめたガイド
書類の準備から、そのまま使えるスペイン語のメッセージ文面、契約書の落とし穴まで、実際に僕が使った手順をnoteの有料記事にまとめています。
▶ 「外国人お断り」を突破する。バルセロナ賃貸 完全攻略ガイド【2026年最新・テンプレ付き】
まとめ
バルセロナの家探しは、正直しんどいです。ただ、事前に準備をしておけば、外国人でも家は見つかります。
- 1回目は5日、2回目は約1年。状況は年々厳しくなっている
- 100件問い合わせて内見1件、内見には20〜30組が来ることも
- 書類の事前準備、スペイン語の自己紹介、即レスが勝負を分ける
「自分の場合はどう準備すればいいか」を相談したい方は、個別相談も受け付けています。家族構成や働き方に合わせて、一緒に整理しましょう。