autónomo登録をすると、毎年の確定申告(IRPF)だけでなく、四半期ごとにModelo 130を提出する義務が発生する。
「また申告?何のため?」と思うかもしれないが、仕組みを理解すると意外とシンプルだ。
Modelo 130とは?
Modelo 130は、IRPFの四半期前払い申告書だ。年間の所得税を4回に分けて前払いするためのもので、その四半期の収入の20%を概算で納付する。
日本の確定申告では「まとめて年1回」だが、スペインはこのModelo 130で前払いを積み重ねておき、翌年の確定申告で差額を精算する仕組みになっている。
提出スケジュール
- 第1四半期(1〜3月):4月1〜20日
- 第2四半期(4〜6月):7月1〜20日
- 第3四半期(7〜9月):10月1〜20日
- 第4四半期(10〜12月):翌年1月1〜30日
各期限を過ぎると延滞金が発生するので注意。カレンダーに入れておくことをおすすめする。
計算方法のざっくりイメージ
基本的な計算式は以下の通り。
- (四半期の収入 − 経費)× 20% = 納付額
ただし、クライアントからの請求書にすでに源泉徴収(retención)が含まれている場合は、その分を差し引ける。スペイン国内のクライアントへの請求では15%の源泉徴収が一般的だ(最初の3年間は7%の特例あり)。
Modelo 130が不要なケース
収入の70%以上がスペイン国内の源泉徴収対象クライアントからのものであれば、Modelo 130の提出が免除される。海外クライアントがメインのデジタルノマドは提出が必要なケースが多い。
自分はどうしているか
正直に言うと、Modelo 130の計算・提出もTaxfixに任せている。四半期ごとに収入・経費を伝えれば、向こうが全部やってくれるので非常に楽だ。初年度にスペイン語で税務書類を自力でこなすのはハードルが高いと感じる人には、専門家への依頼を強くすすめる。
まとめ
- Modelo 130はIRPFの四半期前払い申告、autónomoに提出義務あり
- 各四半期終了後の20日以内が期限
- (収入−経費)×20%が基本の計算式
- 源泉徴収が70%以上なら免除になる場合も
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