スペインに移住するとき、意外と情報が少なくて困ったのが健康保険の話だ。
日本の国民健康保険を抜けたあと、スペインでどうカバーするのか。ビザ申請でも「健康保険証明書」が必要になるので、移住前に必ず把握しておきたい。
スペインの公的医療保険について
スペインには公的な医療制度(Sistema Nacional de Salud、SNS)がある。autónomo登録をしてSeguridad Social(社会保険)に加入すると、社会保険の一部として公的医療(SNS)が利用できるようになる。
具体的には以下の手順で公的医療を使えるようになる。
- ① Seguridad SocialでSocial Security numberを取得
- ② 近くのCentro de salud(かかりつけ医)に登録
- ③ Tarjeta sanitaria(医療カード)を発行
この手続きを踏めばすぐに公的医療サービスが使える。
ビザ申請時に必要な民間保険
デジタルノマドビザの申請には、スペイン全土をカバーする民間医療保険の証明書が必要になる。公的保険はまだ加入できていない段階なので、民間保険で対応する形だ。
外国人移住者に人気の民間保険
- Sanitas:外国人加入者が多く、英語対応あり。日本語対応の病院紹介サービスもある
- Adeslas:ネットワークが広く、バルセロナ・マドリードでもカバー率が高い
- Asisa:比較的リーズナブルで使いやすいとの評判
- CIGNA(国際保険):日本語サポートあり、海外旅行も含めてカバー
月額保険料の目安は30代の場合で50〜120€程度。年齢・プランによって大きく変わる。
autónomo登録後はSeguridad Socialで公的医療も使える
autónomo登録をしてSeguridad Socialに加入すると、Social Security number取得→Centro de salud登録→Tarjeta sanitaria発行という手順で、すぐに公的医療サービスが使えるようになる。公的病院・クリニックは無料で使えるので、落ち着いた段階で民間保険の継続を見直す人も多い。
まとめ
- ビザ申請にはスペイン全土カバーの民間保険が必須
- Sanitas・Adeslas・Asisaが移住者に人気
- 月額50〜120€が目安(30代・基本プラン)
- autónomo登録後は公的医療サービスも利用できるようになる
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