バルセロナで5日で家を見つけた話。内見ゼロ・言語の壁・競争率の地獄を乗り越えた実録

こんにちは、海外在住歴13年・スペイン・バルセロナ在住のコバケンです。 バルセロナに移住したのは2024年7月。ホテルを1週間だけ取って、「その間に家を決める」という計画で渡航しました。 結果から言うと、5日で賃貸契約できる家を見つけました。 ただし、壮絶でした。

なぜ「1週間で家を決める」という無謀な計画を立てたのか

移住前、オランダ・マルタと2カ国で家探しを経験してきた僕にとって、家探し自体への自信はありました。でもバルセロナは違いました。 渡航前から薄々感じていたこと。それは、バルセロナの賃貸市場が異常だということ。 調べれば調べるほど出てくる情報がこれです。
  • 物件が出た瞬間に埋まる
  • 内見の順番すら来ない
  • スペイン語が話せないと相手にされない
  • 外国人というだけで審査が通らない
マルタもオランダも大変でしたが、ここまでの話は出てこなかった。それでも「まあ何とかなるだろ」と思っていた過去の自分を、今なら全力で止めます。

地獄の5日間

Day 1:Idealistaを開いて絶望する

バルセロナの賃貸物件探しといえば、Idealistaというアプリ・サイトが主流です。 まず条件を入力して物件を検索。予算・エリア・広さを絞り込み、良さそうな物件に片っ端から問い合わせを送り始めました。 10件送って、返信が来たのは2件。 しかも1件は「もう埋まった」、もう1件は「スペイン語で話せるか?」という返信。スペイン語は喋れないと正直に答えたら、それっきり無視されました。 初日から洗礼を受けました。

Day 2:内見の壁

返信すら来ない状況が続く中、ようやく1件だけ内見のアポが取れました。 が、当日に「やっぱりキャンセル」の連絡。 スペインでは内見のキャンセルが当たり前のように起きます。しかも理由すら教えてくれないことが多い。こちらは限られた時間の中でスケジュールを組んでいるのに、です。 メッセージを送っても反応がない、電話しても出ない。バルセロナの大家さんたちは、借主候補を選ぶ側にいるので、強い。

Day 3:言語の壁が本格化する

問い合わせ数を増やすために、スペイン語でメッセージを送ることにしました。 Google翻訳をフル活用して、丁寧なスペイン語の文面を作成。「日本人で、デジタルノマドビザを持っており、安定した収入があります」という内容を添えて送りまくりました。 返信率は少し上がりました。でも次の壁が来ました。 返信がスペイン語で来る。それに返信するためにまた翻訳する。向こうがまた返信してくる。また翻訳する。この往復だけで1〜2時間が消える。しかも最終的に「外国人には貸せない」で終わることも多い。 スペイン語が話せないことで、スタートラインに立てないケースが多いと痛感しました。

Day 4:競争率の地獄を知る

ようやく内見に行けることになりました。 物件に到着すると、すでに他の候補者が数人来ていました。バルセロナの内見は、複数の候補者を同じ時間帯に呼ぶやり方が一般的なようで、その場で大家が誰に貸すかを判断することもあります。 内見自体は5分もかかりませんでした。大家さんはスペイン語しか話さず、パートナーと顔を見合わせながら、何を言っているのかほとんど理解できないまま終了。 当然、その物件には落ちました。

Day 5:Idealistaで運命の物件と出会う

5日目。タイムリミットが迫っていました。 この日もIdealistaを更新しながら、新着物件が出た瞬間に問い合わせを送り続けました。バルセロナの賃貸は、スピードが命です。 そして1件、オーナーから素早い返信が来ました。英語対応可能で、外国人にも貸した経験があるとのこと。 すぐに内見のアポを取り、当日に物件を見て即決。その日のうちに契約の話を進め、5日目に賃貸契約を結ぶことができました。

バルセロナで家を探す人へ、実体験からの5つのアドバイス

① Idealistaを使う

バルセロナの賃貸市場はIdealistaが主流です。他のサイトも併用しましたが、一番物件数が多く、反応も早かったのはIdealistaでした。

② 新着物件には即レス

人気物件は数時間で埋まります。通知設定をオンにして、新着が出たら即座に問い合わせる習慣をつけましょう。

③ 問い合わせ文はスペイン語で

英語よりも明らかに返信率が上がります。Google翻訳やChatGPTで作った文面でも全然大丈夫です。自己紹介・ビザの種類・収入の安定性を簡潔に書いて送りましょう。

④ 英語対応可能な大家を狙う

Idealistaのプロフィールや物件説明が英語で書かれているオーナーは、外国人対応に慣れていることが多いです。そういった物件を優先的に当たるのが効率的です。

⑤ ホテルは最低1週間確保する

「数日で決まるだろう」は甘い見通しです。1週間、できれば2週間のバッファを持って渡航することをお勧めします。

おわりに:家探しの前にビザの準備を

5日間で家を見つけられたのは、結果的には運と粘り勝ちでした。 バルセロナの賃貸市場は本当に厳しいですが、それでもちゃんと家は見つかります。諦めずに動き続けることが一番大事です。 ただ、家探しより先に準備すべきことがあります。それがビザです。 Day 3で触れた通り、問い合わせ文に「デジタルノマドビザを持っている」と書くだけで返信率が変わります。ビザは家探しのカードにもなるのです。 スペインのデジタルノマドビザの取得方法・必要書類・申請の流れは、別記事にまとめています。 👉 <完全版・2026年最新>スペインデジタルノマドビザ取得方法(note) スペイン移住を本気で考えている方は、ぜひ合わせて読んでみてください。 それでは、またの機会に。¡Adios!!
コバケン 海外在住歴13年。マルタ・オランダを経て現在スペイン・バルセロナ在住。デジタルノマドとしてバルセロナを拠点にフリーランス活動中。スペイン移住・ノマドビザ・海外生活情報を発信しています。 X(Twitter)Threadsnote

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