スペインに移住したら、日本の運転免許証をスペインの免許証に切り替えることができる。正確には「交換(canje)」と呼ばれる手続きで、試験なしで取得できるケースもある。ここでは実際の手順と注意点をまとめておく。
日本の免許はスペインで使えるのか?
日本の運転免許証は、スペインでは原則として滞在開始から6ヶ月間のみ有効だ。その後は国際免許証(国際運転免許証)があっても公式には使えなくなる。長期滞在・移住者は早めに切り替え手続きを進めるべきだ。
日本免許→スペイン免許への切り替え条件
日本とスペインは運転免許の相互認定協定を結んでいる。条件を満たせば、学科・実技試験なしで交換申請できる。主な条件は以下の通りだ。
- スペインの居住許可(NIEカード)を持っていること
- スペインに住民登録(エンパドロナミエント)済みであること
- 日本の運転免許証が有効であること
- スペイン移住前に日本で免許を取得していること(移住後取得は要注意)
移住後に取得した免許は要注意
スペイン居住者になった後に日本で取得した免許証は、原則として交換対象外となる。この場合は、日本の安全運転センターから「運転免許経歴証明書」を取り寄せ、交換申請時に提示する必要がある。事前に確認しておくことが大切だ。
申請先と必要書類
申請はスペインのDGT(交通総局)の地方事務所で行う。バルセロナであれば、カタルーニャ州交通局(Servei Català de Trànsit)が窓口になる。必要書類の目安は以下の通りだ。
- 日本の運転免許証(原本)とスペイン語公証翻訳
- NIEカード(TIE)
- エンパドロナミエント証明書
- パスポート
- 証明写真
- 申請手数料(約24ユーロ)
申請から取得までの流れ
申請後、日本の免許証はDGTに預けることになる。その代わりに仮免許証(resguardo)が発行され、正式なスペイン免許証が発行されるまでの間はこれで運転できる。発行までには数ヶ月かかることもあるため、余裕を持って申請しておくのが確実だ。
まとめ
スペインへの移住後6ヶ月以内に切り替え申請を始めるのがベストだ。翻訳・公証に時間がかかるため、早めに動いておくと安心できる。移住後に取得した免許の場合は経歴証明書が追加で必要になるため、事前に日本の安全運転センターに問い合わせておくとよい。
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